かんすけの頭の中

頭の中で考えていること、興味のあることの雑記です

生まれて初めてお母さんにホワイトデーのお返しをした話。

今週のお題「ホワイトデー」

今まで歩んできた人生を振り返ってみたんですが、生まれてきて非モテ人生しか歩んでいない私にはホワイトデーなんて全く縁のない話で、当然胸がキュンキュンするような淡い恋の思い出なんてありません。

 

学生時代、

私「バレンタインデーチョコ何個もらった?」

モテ男「う~ん彼女と女友達3人かな」

私「いいなー」

モテ男「おまえはいくつもらったの?」

私「もらってねーよ」

モテ男「うそつけ、お母さんにもらった1個があるんだろ?」

私「・・・・・。」

 

バレンタインデーに必ず取り交わされるモテ男、モテない男の会話の定番です。

 

やっぱり同世代の女子にもらえることはなくても、お母さんからはチョコレートをもらっていたんですね。でも当時は本当に照れくさくて恥ずかしくて、もらっても、変なプライドが邪魔をして、ありがとうも言わないし、ホワイトデーにお返しをしたことすらありませんでした。

 

当時の母親はどのように思っていたのでしょうか?別に見返りを期待している訳ではないと思いますし、なんとも思ってなかったかもしれません。でもちょっと寂しかったのかも。。

 

そして毎年ホワイトデーにはお母さんに一度もお返しをしたことないまま月日が経ち、大学4年生になっていました。

 

その頃の私は、学校とバイト、友達との飲み会などで忙しく、家に帰るのは夜中、起きるのは昼。当時お母さんは昼間の仕事をしていたのでほとんど顔をあわせることはありません。

 

そして2月14日のバレンタインデー、その日の私はバイトが忙しく、15日に日付が変わって夜中に帰宅したら、例年通り私の部屋の机の上にはチョコレートが。

 

「あーあ、面倒だな、あんまり甘いもの好きじゃないし、、、」そう思い、ありがとうすら言いそびれ、当然3月14日のホワイトデーにお返しをあげようなんて気には当然なりませんでした。

 

そしてお母さんからバレンタインデーのチョコレートをもらったことなんてすっかり忘れた、大学生活最後の冬の3月14日、バイトが終わりいつものように車を走らせ「今日はどこへ遊びにいこうかな~って考えていたところです。」

 

自分でも理由はわかりません。「今年はホワイトデーのお返しをお母さんにしてあげなきゃ!」と思ったんです。普段なら照れくさいし、面倒だし、しかも当時お金がほとんどなかったのに。

 

そして、閉店間際のケーキ屋さんに駆け込み、ケーキをひとつ買って、いつもより早い時間に自宅に帰りました。

 

そしてオヤジの夕飯の支度をしていたお母さんに向かってぶっきらぼうに「お母さんコレ、ホワイトデー」って、照れていたのかちょっと雑に買ってきたケーキを渡したのを覚えています。

 

お母さんは、あまりにも私らしくない行動に最初ビックリしていて、唖然としていましたが、すぐに笑顔で「ありがとう!うれしいな」と言ってくれました。

 

そこでまた、照れくさくなった私は直ぐに自宅を出て、お母さんや家族が寝静まった深夜までブラブラしていつものように朝方帰宅するのでした。

 

なんであの時、ホワイトデーのお返しをしようと思っていたのか・・・今でもハッキリとした理由はわかりませんが、きっと大学4年生で卒業式間近だったということもあり、夜遅くまで遊びほうけ、留年しても、言うこときかなくても、決して見捨てることなくいつも私のことを気にかけてくれたお母さんに対しての感謝の気持ちが、行動として現れたのかもしれません。

 

月日が経ち

あれから10年以上の月日が経ちました。私は結婚をして子供も生まれて、お母さんとは離れて暮しています。でもやっぱり毎年バレンタインデーにチョコを郵送してくれるお母さん。

 

しかし男っていう生き物は我ながら何も変わりませんね(笑)

 

やっぱりホワイトデーのお返しは照れくさいので、子供をダシに使って「子供からお母さんにお返し」って手紙に書き添えてお母さんの好きそうなプレゼントと一緒に郵送しています!

 

しかし何年たっても、大学4年生の冬、生まれて初めてホワイトデーにケーキを渡したときのお母さんのうれしそうな顔は忘れません。